AI画像生成で猫を作る!猫種・毛色別プロンプト集

AIの画像生成で猫を作るのは、もう専門知識も高価なソフトも要りません。

無料ツールとスマホがあれば、数分で1枚を仕上げられる時代です。

ただ、いざ作ると「思った猫種にならない」「量産型の顔ばかり出る」と悩む人が多いです。

その原因の多くは、猫種や毛色を英語で正しく指定できていないことにあります。

この記事では、無料で猫を作る基本手順から、人気猫種・毛色・模様を狙い撃つ英語プロンプトの辞典までを種類別に整理しました。

リアル調もイラスト調も、この1ページで自分の理想の猫を形にできます。

なぜ狙った猫が作れない?

猫の画像をAIで作っても、なぜか狙い通りにならないことがあります。多くは猫種や特徴の指定不足が原因です。この章では、AI生成と猫の相性をおさえたうえで、初心者がつまずく代表的な原因を整理します。原因が分かれば、次の一手は驚くほど簡単になります。

AI猫生成の仕組みと相性

AIの画像生成は、大量の学習データから特徴をつかみ、入力した指示文に沿って画像を作る技術です。この指示文をプロンプトと呼びます。

猫は毛色や柄、表情、仕草のバリエーションがとても豊富です。学習データにも作例が多く、生成AIが得意とする被写体だといわれています。

そのため、ふわふわの質感やまるい瞳といった猫らしさは、比較的かんたんに再現できます。アニメ調や水彩風など、画風の変換に強いのも特徴です。

一方で「猫なら何でも出せる」わけではありません。猫種や毛色まで狙うと、指定の精度がそのまま仕上がりを左右します。だからこそ、このあとのプロンプト辞典が効いてきます。

初心者がつまずく3原因

猫がうまく作れないとき、原因はだいたい次の3つに集約されます。

  1. 猫種を指定していない(ただの「cat」で生成している)
  2. 毛色や模様を言葉にできていない
  3. 背景や構図をプロンプトに入れていない

とくに多いのが、猫種を入れずに作ってしまうケースです。これだと平均的な顔の猫ばかりが出てしまいます。

また、毛色や模様は日本語のままだと伝わりにくいことがあります。英語の指定語に置きかえるだけで、的中率は大きく上がります

この3つを意識するだけで、仕上がりは見ちがえます。具体的な指定方法は、このあと順番に解説します。

無料で猫を作る基本手順

まずは1枚、実際に作ってみるのが上達の近道です。登録不要・無料・スマホだけでも十分に始められます。この章では、すぐ使える無料ツールと、初心者でも失敗しにくい基本プロンプトの形を紹介します。難しい設定は後回しで大丈夫です。

無料で猫を作る基本手順

まずは1枚、実際に作ってみるのが上達の近道です。登録不要・無料・スマホだけでも十分に始められます。この章では、すぐ使える無料ツールと、初心者でも失敗しにくい基本プロンプトの形を紹介します。難しい設定は後回しで大丈夫です。

登録不要の無料AIツール

猫の画像を気軽に試すなら、登録不要で使える無料ツールが便利です。ブラウザから開いてすぐに作れるものが多いです。

代表的なのが、Microsoftの「Bing Image Creator(Image Creator from Designer)」です。Googleアカウントなどで使えて、日本語の指示にもよく反応します。

スマホ中心なら「Canva」のAI画像生成も手軽です。テンプレートと組み合わせれば、SNS投稿や壁紙づくりまでそのまま仕上げられます。

このほか「Fotor」など、ブラウザ完結型のサービスも増えています。まずは無料の範囲で触り、操作の感覚をつかむのがおすすめです。

そもそもAI画像生成って何から選べばいいの、という方は、全体像をまとめた入口ページもあわせてご覧ください。

5分でできる基本プロンプト

初心者のうちは、短くても具体的なプロンプトが効果的です。コツは「猫種・動作・背景」を1文に入れることです。

たとえば次のような形です。日本語で考えてから、英語に直すと通りやすくなります。

  • ふわふわの白い子猫が毛糸で遊んでいる/a fluffy white kitten playing with yarn
  • 夕日を背にした三毛猫のシルエット/silhouette of a calico cat against the sunset
  • 窓辺で丸くなって眠る茶トラ猫/a brown tabby cat curled up sleeping by the window

色や雰囲気を一語足すだけでも、印象は大きく変わります。「warm light」「soft focus」などの語が使いやすいです。

最初は1文から始め、出てきた画像を見て言葉を足していきます。この調整のくり返しが、理想の猫への最短ルートです。

猫種別プロンプト辞典

ここからが本記事の中心です。狙った猫を出す最大のコツは、猫種を英語で指定することにあります。この章では、人気猫種のコピペ用プロンプトと、子猫や仕草を足す指定ワードをまとめました。そのまま貼って使える辞典として活用してください。

人気猫種の英語プロンプト

猫種は日本語のままだと伝わりにくいことが多いです。英語の品種名に置きかえるだけで、的中率がぐっと上がります

よく作られる人気猫種の英語表記を一覧にしました。プロンプトの先頭に「a [品種名] cat」の形で入れるのが基本です。

  • スコティッシュフォールド/Scottish Fold(折れ耳が特徴)
  • マンチカン/Munchkin(短い足)
  • ブリティッシュショートヘア/British Shorthair(まるい顔と密な毛)
  • アメリカンショートヘア/American Shorthair(縞模様の定番)
  • ラグドール/Ragdoll(青い瞳と長毛)
  • ノルウェージャンフォレストキャット/Norwegian Forest Cat(大型・豊かな毛)
  • ベンガル/Bengal(ヒョウ柄の斑点)
  • ペルシャ/Persian(つぶれ気味の鼻と長毛)

品種の特徴は、英語名に加えて一語で補強すると安定します。たとえば折れ耳なら「folded ears」、青い瞳なら「blue eyes」を足します。

組み合わせの例はこうなります。「a Scottish Fold cat with folded ears, sitting on a sofa」。品種名+特徴語+動作の順がきれいにまとまります。

なお、品種名を入れても顔つきがぶれることはあります。その場合は「purebred」「detailed fur」などを足すと、らしさが強まることが多いです。

子猫・仕草の指定ワード

猫種が決まったら、年齢や仕草の語を足していきます。同じ品種でも、印象が大きく変わります。

まず年齢や体格は、次の語が使いやすいです。可愛さを狙うなら子猫指定が効果的です。

  • 子猫/kitten
  • 成猫/adult cat
  • ふっくら/chubby、丸い目/big round eyes

仕草や姿勢は、シーンの説得力を高めます。狙いたい動きを英語でそえてみましょう。

  • 毛づくろい/grooming itself
  • 伸びをする/stretching
  • 見上げる/looking up at the camera
  • 丸くなって眠る/curled up sleeping

これらを組み合わせると、たとえば「a chubby Munchkin kitten stretching, big round eyes」のように具体化できます。語を足すほど、狙いに近づきます。

ただし、語を詰め込みすぎると破綻しやすくなります。1文に盛り込む要素は3~4個までを目安にすると安定します。

毛色と模様の英語指定

猫種と同じくらい大事なのが、毛色と模様の指定です。とくに三毛やキジトラは、日本語のままだとAIに伝わりにくい代表例です。この章では、基本の毛色と、三毛・縞・白黒といった模様の英語表現を整理します。誤爆を防ぎ、狙った柄を出すための辞典です。

基本の毛色を英語で表す

まずは単色系の毛色からおさえます。色名を英語で添えるだけで、仕上がりの安定感が変わります

よく使う基本の毛色を一覧にしました。プロンプトでは「a [色] cat」の形で入れます。

  • 白/white
  • 黒/black
  • グレー(青)/gray(blue)
  • 茶(赤)/orange(red、ginger)
  • クリーム/cream
  • こげ茶/brown

猫の世界では、茶色を「orange」や「ginger」、グレーを「blue」と呼ぶことがあります。AIにもこの呼び方が通じやすいです。

色の濃淡を足すと、さらに狙いやすくなります。「light gray」「deep orange」のように、形容詞を一語そえると効果的です。

三毛・縞・白黒の表現

模様は日本語と英語でズレが大きく、つまずきやすい部分です。代表的な柄の英語表現を覚えておくと便利です。

  • 三毛猫/calico(白・黒・茶の三色)
  • サビ猫/tortoiseshell(黒と茶が混ざる)
  • キジトラ/brown tabby(こげ茶の縞)
  • 茶トラ/orange tabby(茶色の縞)
  • サバトラ/gray tabby(グレーの縞)
  • 白黒(はちわれ)/black and white、tuxedo
  • 縞模様全般/tabby

とくに三毛を「three colors」と書くのは失敗のもとです。正しくは「calico」と指定します。

縞模様は「tabby」が万能語です。色を前に足して「brown tabby」「gray tabby」とすれば、狙いの柄に寄ります。

模様の出方は、縞の向きや渦巻きでも変わります。こだわるなら「mackerel tabby(魚の骨状の縞)」「classic tabby(渦巻き状)」も使えます。

ここまでの猫種・毛色・模様を組み合わせれば、たとえば「a calico Scottish Fold kitten with folded ears」のように、狙った1匹を正確に呼び出せます。

映える猫とファンタジー猫

狙った猫が出せるようになったら、次は見せ方です。SNS映えするリアルな猫も、実在しないファンタジー猫も、指定しだいで自在に作れます。この章では、季節や演出のコツ、話題のAI猫の作例、そしてリアル調とイラスト調の作り分けを紹介します。遊びの幅がぐっと広がります。

SNS映え・季節の演出

映える猫画像は、背景と小物の演出がポイントです。季節やイベントを足すと、反応を得やすくなるといわれています。

たとえば次のような指定が使いやすいです。猫種や毛色のプロンプトに、シーンを一文そえます。

  • 満開の桜にじゃれる白猫/a white cat playing among cherry blossoms
  • サンタ帽をかぶった茶トラ猫/an orange tabby cat wearing a Santa hat
  • ハロウィンのカボチャと黒猫/a black cat with a Halloween pumpkin

帽子やリボンなどの小物も、個性を出すのに効果的です。「wearing a ribbon」のように足してみましょう。

生成後はスマホアプリで明るさや彩度を整えると、さらに映えます。背景・小物・季節の3点セットを意識すると安定します。

実在しないAI猫の作例

最近は、実在しない「AI猫」を作る楽しみ方も人気です。SNSでは、宇宙柄やパステルカラーの猫が話題になっています。

こうした猫は、現実の毛色から離れた語を入れて作ります。あえて空想的なキーワードを盛り込むのがコツです。

  • 銀河のような毛並みの子猫/a kitten with galaxy-patterned fur
  • 桜色の発光する毛の猫/a cat with glowing sakura-pink fur
  • 水晶のように透明な猫/a crystal-like translucent cat

「fantasy」「magical」「cinematic lighting」などの語を足すと、幻想的な雰囲気が一気に強まります。

現実にはいない猫だからこそ、自由な発想が生きます。かわいさ全振りで振り切るのも、AI猫ならではの遊び方です。

リアル調とイラスト調

同じ猫でも、画風の指定で印象はがらりと変わります。狙いに合わせて作風を切りかえましょう。

写真のようなリアル調を狙うなら、次の語が効きます。質感や撮影条件を加えるのがコツです。

  • 写真調/photorealistic、realistic photo
  • 高精細/high detail、detailed fur
  • 背景ぼかし/bokeh background

イラスト調やアニメ調にしたいときは、画風を名指しします。「anime style」「watercolor(水彩)」「flat illustration」などが使いやすいです。

リアルとイラストを作り分けられると、用途が広がります。SNSのアイコンはイラスト調、壁紙はリアル調といった使い分けがおすすめです。

失敗しない仕上げのコツ

最後に、仕上がりの質を左右する2つのポイントを押さえます。1つは生成でよく起きる崩れの直し方、もう1つは著作権まわりの最低限の注意です。難しく考える必要はありません。ここだけ知っておけば、安心して猫づくりを楽しめます。

よくある崩れと直し方

AIの猫画像でよく起きる崩れには、いくつか決まったパターンがあります。先に知っておくと、対処がぐっと楽になります。

代表的なのが、足の本数や目の左右差、背景の不自然さです。とくに動きのあるポーズで起きやすい傾向があります。

直し方の基本は、ネガティブプロンプトで不要な要素を除くことです。次の語を入れておくと安定しやすいです。

  • 余分な手足を防ぐ/extra limbs、deformed paws を除外
  • 顔の崩れを防ぐ/distorted face を除外
  • 高画質を狙う/high resolution、high detail を追加

それでも崩れる場合は、何度か生成し直して当たりを選ぶのが現実的です。1回で決めようとしないのがコツです。

仕上げにスマホアプリで明るさや毛並みを整えると、完成度が上がります。気になる箇所だけ軽く補正すれば十分です。

著作権とIP猫の注意点

猫画像づくりは自由度が高い一方で、権利の注意は必要です。むずかしくはないので、要点だけおさえましょう。

まず気をつけたいのが、有名キャラクターの猫です。アニメやゲームの猫キャラを模した生成は、多くのサービスで禁止されています。

商用利用を考える場合は、使うツールの規約を読むのが基本です。生成画像の販売や広告利用の可否は、サービスごとに異なります。

なお、AIで作った猫の商用利用や規約の詳しい考え方は、別ページでまとめて解説する予定です。まずは趣味の範囲で、安心して楽しむところから始めましょう。

もっと猫画像を極めるには

ここまでで、狙った猫を作る基本はすべて揃いました。最後に、さらに先へ進みたい人へ向けた2つの方向を紹介します。1つは本格的なローカル環境、もう1つは猫の擬人化です。どちらも、今回の続きとして自然に踏み出せるステップです。

本格派はローカル環境へ

無料ツールで物足りなくなったら、本格的なローカル環境が次の選択肢です。自分のパソコンで動かすぶん、自由度が一気に上がります。

代表的なのがStable Diffusionです。猫特化のLoRAを組み合わせれば、毛並みや目の質感まで細かく追い込めます。

さらにControlNetを使うと、ポーズや構図を正確に固定できます。枚数を量産したい人や、作風を統一したい人に向いています。

ただし、導入には一定のスペックと手順が必要です。具体的な始め方は、別ページでまとめて解説しています。

猫を擬人化したいなら

「猫を人の姿にしてみたい」という方向もあります。これは猫を被写体にする今回の作り方とは、少し別のジャンルです。

愛猫の写真をもとにキャラクター化すれば、特別感のある作品になります。グッズづくりやSNS発信にも使えます。

擬人化の具体的なやり方は、専用のページでくわしく解説しています。気になった方は、そちらをのぞいてみてください。